犬の便秘|生活環境の場合と病気の場合

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犬の便秘の原因

犬の便秘

犬も生活環境や食事内容によって便秘になる場合があります

 

この場合では、あまり心配ではなく、肛門周辺の毛が固まってしまって便がでずらくなるのです。

 

特に小型犬に多いですが、毛が伸びるタイプの犬は、毛をブラッシングしたり、肛門周りの毛を適度に切ってあげましょう。

 

便秘の原因
  • 前立腺肥大
  • 脊髄の異常
  • 会陰ヘルニア
  • 下半身の怪我
  • カルシウムの過剰摂取
  • 甲状腺機能低下症
  • 肛門周辺の毛の塊
  • 肛門嚢炎
  • 骨盤の骨折
  • 繊維質の過剰摂取
  • 先天的な異常
  • 排便の環境の不適切

 

環境の問題で便秘になる場合

手作り食での食生活

繊維質の食べ物が犬の腸によいと考えてサツマイモやキャベツなどを、毎日与え続けると、逆に多すぎる繊維質で便が硬くなり、便秘になる場合があります。同じメニューは毎日与えるのは考え物です。

 

拾い食いした食べ物に砂や土がついている

また、道に落ちているものを拾い食いした場合にも、食べ物に付いた砂や土を一緒に大量に摂取した場合にも便が硬くなって便秘になります。拾い食いには注意しましょう。

 

犬が排便しにくい環境

神経質な犬でなくても、排便しにくい環境におかれている場合には、排便を我慢して、その結果、便秘になる場合があります。家の中で犬を飼っている場合にはトイレが身近にあるかもう一度見直しましょう

 

排便できずに苦しんでいる場合

犬が便秘で、どうしても排便できずに苦しんでいる場合には、動物病院に連れていましょう。獣医師が浣腸をしたり、麻酔をかけて便をかき出すこともあります。

 

普段から犬の様子や健康状態を飼い主が気を配る必要があります。生活環境による原因は、ほとんどが環境を改善すれば解決します。

 

病気で起こる便秘

犬の便秘といっても、様々な病気によっても起こります。

  • 肛門腺が閉じている
  • 細菌に感染している
  • 前立腺が肥大して大腸が圧迫されている
  • 脊髄に異常が起きたり骨盤を骨折している
  • 下半身に怪我をしている
  • 甲状腺機能低下症にかかっている
  • 会陰ヘルニアを起こしている

 

先天性な異常

先天的な異常として、子犬が産まれながらにして、肛門が閉じているという場合もあります。

 

犬の便秘、もしくは排便困難は原因が深刻なことが少なくないので、軽くみないで獣医師の診察をうけましょう


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