高齢犬の食事が原因で起こる病気と視力・聴力

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食事が原因で起こる病気

高齢犬の食事で出る病気

高齢になった犬に異常が見られたら、飼い主が応急的に手当てできるのであれば、それを行って、それ以上は獣医師に任せたほうが無難です。

 

高齢犬のかかる病気は重大なものが多く、飼い主が正しく診断することは難しいからです。

 

また、犬にとって食生活は病気と直結することですので、高齢になる前から犬の食生活には気をつけましょう。

 

食事が原因で起こる病気

肥満(太りすぎ)

脂質が多い高カロリーの食事を与えすぎている。

 

糖尿病

脂質が多く、繊維質の少ない食事が多い。甘い間食が多い。

 

腎臓病

加工食品の食事が多く、脱水症状が続いている。

 

尿路結石

低品質の食事によって、脱水症状になっている。

 

心臓病

塩分(ナトリウム)を多く含む食事が多い。

 

高齢犬の視力や聴力の衰え

犬でも人間でも年を取ると視力や聴力が衰えてきます。飼い主も愛犬が目が見えなくなってきたとか、すぐにはわからないものです。ふとした瞬間、もしかして目がみえないんじゃないかと気がつきます。

 

愛犬が視力が弱ってきたら、事故などの危険が及ばないように気をつけなければなりません。たとえば、部屋の模様替えなど、犬がカラダで覚えている位置を急に変えると、物にぶつかったりして怪我をしてしまいます。

 

まだ耳が聞こえる場合

犬の視力が弱っても、聴力が使える場合は、聞きなれない音に敏感になり、不安が大きくなります。特に、他の動物の気配を感じたときなど注意してあげましょう。

 

聴力も使えなくなった場合

耳が遠くなった犬には大きな声で叫ばずに、カラダを軽く叩いて、呼ぶようにしてあげてください。

高齢犬を何度も見取ってきた側からすれば、最初、白内障になって目が見えなくなり、次に耳が聞こえなくなり、そして、鼻も効かなくなりました。最後は、私の気配だけを頼りに生きていました。

 

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