高齢犬になると関節炎など骨の病気に注意

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関節炎の症状

高齢犬の関節炎や骨折

高齢犬が座った状態から立ち上がることができない、
散歩しているとき、飼い主のちょっとした立ち話でも、
腰からへたり込むように座ってしまうなど、
歩行がスムーズでない場合、関節炎の可能性もあります。

最近よく、高齢犬に出会うことがあります。やけに痩せているので、「心配ねぇ」と飼い主に言うと、「高齢犬だからね」と返事が返ってきます。しかし、食事の問題ではなさそうです。そこでは、多頭飼いで、もう一匹はさほど痩せていないからです。歩き方もトボトボと歩きます。関節炎なのかなぁと見ていて思います。

 

関節炎になったら

関節炎になっている高齢犬に、無理に激しい運動をさせたり、長い距離を歩かせたりすると、いっそう、関節炎がひどくなります。

 

獣医師の診断の下、ふだんの生活のアドバイスを受けてください。

 

高齢犬の骨折の可能性

犬も高齢になると、骨や関節も衰えてきます
骨は細くなり、またもろくもなるので、骨折しやすくなります。
筋肉の量が減ってしまい、関節の動きも硬くなるので、硬い床の上で眠ることが出来なくなります。

 

骨折しないように気をつける

飼い主は高齢犬を高いところから、ジャンプさせたり、はげしい運動によって、骨や関節に無理な力がかからないように注意しなければなりません。

 

人間でも同じですが、高齢犬には労わりの気持ちを持って接するようにしてください。

 

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