高齢犬の病気|糖尿病・すい臓炎・膵炎・ジステンバー

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高齢犬に限ったことではなく免疫力の弱い犬

高齢犬の糖尿病・すい臓炎・膵炎・ジフテンバー

高齢犬に限ったことではありませんが、犬のカラダや態度が急に変わったときには重大な病気になっている場合があります。

 

犬は、よく下痢をしたり、嘔吐したりしますが、それは、短期間だけの場合で、不適切な食事の場合もあります。たとえば、急にドックフードを変えたなど食事の変化があった場合です。

 

しかし、そのような食事の変化もなく、突然、食欲がなくなって、2から3日くらい食事をしない、下痢や嘔吐が1日以上続く、急に痩せて体重が減るなどの症状が出たら、重大な病気になっている可能性があります。

 

犬がかかりやすい病気急性すい臓炎・膵炎

犬がかかりやすい病気に急性すい臓炎(膵炎)があります。これは、すい臓の細胞が炎症を起こす病気で、犬は腹部に激しい痛みが出て、カラダをのけぞらせて苦しみます

 

急性すい臓炎(膵炎)になると、激しい痛みだけでなく、ひどい下痢、吐くこともあります。下痢と嘔吐が同時に起こると脱水症状になり、非常に危険な状態になります。こうなると、獣医師による診察を受けなければなりません。

 

急性すい臓炎(膵炎)の後遺症

一度、急性すい臓炎(膵炎)になると、周りの臓器も障害をうけ、犬は衰弱します。また、将来、また、同じ病気を発症する可能性が高くなります。

 

急性すい臓炎(膵炎)は、脂肪分の多い食事が原因なので、日ごろから食事を注意してあげましょう。

 

糖尿病

犬が元気で食欲が旺盛なのに、そのわりに太らない、喉が渇くのか、しきりに水を飲む、頻繁に排尿するとしたら、糖尿病の可能性があります。

 

この場合は、動物病院で血液検査をしてもらってください。糖尿病も食事の問題なので、日ごろから食事には気をつけましょう。

 

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