肥満だけではない急に太る痩せる犬の病気

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体重の変化は健康状態のバロメータ

急に太る痩せる犬の病気

運動不足や食事の量が運動と見合っていない場合などは急に太るわけではありません。

 

生活環境や特に食生活を変えたというわけではないのに、

犬が急に太ってきた、痩せてきたとしたら、それは病気が原因
なのではないかと疑ってみなければなりません。

 

急に太ってきた痩せてきた原因
  • 肥満
  • 心臓の病気
  • 胃腸の病気
  • すい臓の病気
  • ガン
  • 糖尿病
  • クッシング症候群
  • 内部寄生虫
  • 甲状腺機能低下症
  • 不妊手術による肥満
  • 運動不足、栄養失調

 

病気で急に太ってきた痩せてきた場合

食欲があるのに痩せてきた

特に食欲があるのに、痩せてきたというときは問題です。心臓病、糖尿病、すい臓病、腸炎、腸内寄生虫の寄生などが考えられます。

 

食欲がなくて痩せてきた

食欲がなくて痩せてきた場合は、何らかの慢性的な病気になっている可能性もあります。

 

ときどき吐いたり下痢をする

すい臓疾患や小腸の病気では、ときどき吐いたり、下痢をしたりします。発熱が続いていたり、腫瘍が出来ていても、栄養の吸収が悪くなってやせてきます。

 

栄養失調の場合

以外に多いのが栄養失調です。
犬の肥満を避けるため、食べ物の量を減らしすぎて、栄養的にたんぱく質や脂肪分をほとんど与えなかったりすると、犬は必要な栄養分を得られず、痩せすぎになります。

 

犬に十分な栄養分を与えないと、かえって病気になりやすくなります。

 

急に太ってきた

食事の量も変わらないのに、犬が急に太ってくるのも問題です。犬もシニア犬といわれる7〜8歳以上になってから、太ってくるのは、甲状腺ホルモンの分泌が悪くなっています。

 

これは、大型犬や中型犬に多く見られますが、太るのと同時に動きが鈍くなって、脱毛しはじめます。毛が抜けて皮膚が見えるようになるのです。

 

お腹が膨れてくる

犬は元気そうなのに、水をよくのみ、お腹が膨れてきたら、クッシング症候群のような副腎の病気が考えられます。この場合は、動物病院に診察してもらいましょう。

 

運動不足で肥満の場合

犬のカロリー摂取が多いのにもかかわらず、運動不足で太ってきた場合は、元気でも、次第に心臓や足に負担をかけて、さまざまな病気を引き起こします。

 

犬の背骨や肋骨がよくわからないほど脂肪がついていたなら肥満です。
適度な運動と食事の管理によって、健康な体重を取り戻すことが必要です。


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