高齢犬のフィラリアや心臓・肺・呼吸器の病気

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フィラリアの症状

高齢犬のフィラリア・心臓病

高齢犬がよく咳きをしたり、少し歩くと息が切れて、あえいだりするようなら、心臓にフィラリアが寄生しているか、あるいは、心臓、肺、呼吸器の病気かも知れません。

 

高齢犬は特に心臓の壁が広がる心拡大や、心臓の壁を作っている筋肉の繊維が太くなる心肥大で、呼吸困難になることがあります。

 

フィラリアでも心臓、肺、呼吸器の病気でも、病気が進行すると、少し歩いただけで、失神して倒れるなどの症状を繰り返すようになります。

 

根本的な治療法はないフィラリア、心臓、肺、呼吸器の病気

 

高齢犬がフィラリアや心臓・肺・呼吸器の病気になってしまったら、飼い主は犬に生活上で無理をさせないことぐらいしか出来ません。

 

獣医師に診断してもらい、投薬で血液を改善するなどの処置をとってもらうことは出来ますが、根本的な治療法はないのです。

 

高齢犬の尿路の異常

犬が高齢になると、尿路も衰えてきます。
まず、腎臓の働きが低下するので、排尿の回数が増えます。
腎臓の働きを正常に保つためには、良質のたんぱく質を多く含む食事を与えて、きれいな水を十分飲める環境を提供してあげることです。

 

尿管・膀胱・前立腺・尿道の異常

尿管、膀胱、オス犬の場合は前立腺や尿道に異常があると、排尿に痛みを伴うようになって、頻繁に排尿する、失禁するなどの症状が起きます。

 

尿管・膀胱・前立腺・尿道の異常の症状が現れたら

高齢犬に尿管・膀胱・前立腺・尿道の異常の症状が現れたら、獣医師の診断や治療を受け、また、生活上、どうすべきか、アドバイスを受ける必要があります。

 

これは食生活にも関係しているので、犬が高齢になる前から、このような病気に苦しまないように、適切な食事と運動を心がけるべきでしょう。

 

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